サバイバル読本(採点)
答案をのぞきこもうと首だけ伸ばしたら、ツラくなりがち。 そんなときは前に行けるように骨盤の傾きを調節しつつ 「背骨全体で体重を支える仕事を分担している」と思ってみると全身が参加してくれて、だいぶラク。 パソコンとの距離の調節にもどうぞ。
もし無限に時間を使っていいなら私は採点がキライじゃなかったと思う。 速さと正確さのプレッシャーから毎回ツラい思いをしていたけれど意味があってやっているということも、知っていた。 普段の一斉授業と違ってやっと、ひとりひとりを見てあげられる!と…
座ってペンを持って解答と答案が同じかどうか見る という現象に落とし込んでみたらラクに進んだことがあった。 やっててツラいとき自分で何か余計なことを足していないか点検してみるのは面白い。
Q.字を書くために、どんな現象が起きる必要がありますか? …♪~Thinking Time~♪… 起こしたい現象は「紙にインクをつける」です。 どのくらい押せば、紙にインクがつくのでしょうか?ペンを動かすのに、どのくらいの力が必要? ペン先に一番近い関節を動かす…
答案を見つめ始めた時の自分の動きを観察してみましょう。 顔周りや肩のあたりがギューっとなっていませんか?そのギューは、見る仕事に貢献しているのでしょうか? 目は、脳の出先機関と言われています。眼球は光を通しているだけ。視神経を通って脳の視覚…
採点という現象は ・座る・答案を目で見る・ペンを持って動かす・答案をめくる といった動きで構成されています。 答案を見るとき、こんなふうに動いてみたらどうなるでしょう? ウォームアップ:頭はそのままで、眼球だけ動かして上下左右を見る。目だけで…