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タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0240 TEDの字幕ボランティアはこんな感じだった

6月
ストーリーテリングに関するTEDを、感動のあまりその場で3回見る。翻訳があればもっとたくさんの人に見てもらえるのに!という思いを持つ方と協力して、字幕をつけることにする。

7月12日
TEDのアカウント取得。字幕ボランティアをしたい旨、メールで申請。言語運用能力さえあれば特に資格等もなく、誰でもできる(レビュアーという、訳されたものをチェックする役を希望する場合には所定の経験が必要)。「5日以内に受理の返事が来る」とあるが、即日来た。
参考URL:

Get started | Translate | Participate | TED

7月中旬~下旬
早速タスクを引き受けて、ひたすら作業。細かい指示は日本語字幕のための日本語版サイトもあるので安心。Amaraというオンライン字幕ツールを使って作業する。とっても使いやすい。画面上で字幕が表示されると「あのTEDの字幕が…!」という気分になる。

7月27日
作業が完了し、提出する。レビュー待ちに入る。

9月16日
レビュアーから連絡が入り、やりとりが始まる。「ここはこういう意図でこう訳したいです」を頑張って通す。

10月5日
レビュアーから承認される。今度はランゲージコーディネータ(最終確認をして字幕をTED上にのせる人)の連絡待ち。

10月14日
ランゲージコーディネータから連絡が入り、最後のやりとり。原文の意味を保持しながら字数制限におさめるテクニックに舌を巻く。ものすごく勉強になった。

10月20日
承認が完了し、字幕がアップされる。

 

というわけで、TEDの字幕に誰でもボランティアできるということがわかった。情熱を注げるトークに出会ったら、ぜひ。

今回は、お話をいただかなければ人生に一度あったかどうかもわからない、貴重な体験をさせていただけてありがたかった。内容に沿うよう翻訳に手を入れてくださった牧原ゆりえさんのお名前はここには出ていないけれど、私としては共訳のつもりです。

 

www.ted-ja.com