Just Be You

タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0256 生物圏で起きていること

サステナビリティを学ぶ合宿に参加してきた。

jiwakula2017.weebly.com

 

「循環型経済システム」について学んだ。まず『箱の中のトムテたち』の寸劇にみんなで参加。もし太陽が当たらなくなったら立ち行かなくなるのを実感した。寒いとき、暗いとき、電気はどうやって作るの?木を燃やしてたら、木がなくなってきちゃった。ゴミも分解しないし…。真っ暗な箱の中では、私たちは生きていけない、という思考実験。

一方「循環型経済システム」にいれば、植物が太陽からエネルギーを造り、消費のツケを光合成で支払ってくれる。生物系が消費したものは菌類が分解して、それが腐敗して植物の栄養になり、それを元に植物が再生産する。このプロセスにいる限り、生物系はずっと消費していられる。

そして先日紹介したサティシュ・クマールさんの講演を読んで、このお話をこんなふうにも語れるのだと感激した。

ローカル経済はどこから始まるか、それは大地であり、頭上から降ってくる雨、太陽の光、それを活用することからです。
日本人は長い間「日本は資源に乏しい国」と教え込まれてきました。でもこれは神話、あるいは大きな嘘に過ぎません。騙されてはいけない、あなた方には太陽は照らないのか?
これだけ太陽が降り注いでくれているのに、しかるべき方法で収穫しなかっただけです。

まず知ること、気づくことから。


☆サティシュ・クマールさんの講演、全文はこちら