#0266 山をナメてはいけないと無事下りてから知った
白谷雲水峡で、雨に降られた。昼食中にパラパラきて、折り返し点まで着くころには土砂降りになった。
止みそうにないので行くしかない。大雨の中、下山した。沢が渡れなくなるかもしれないのでショートカットルートで。
とても急な岩の階段を、水が川のように流れた。「もう脚が曲がらない…」と心が折れかけながらも、誰一人ケガもなく無事に下山した。
モンベルのレインウェアが優秀で、ほとんど濡れずに済んだ。ありがたや。今度モンベルの前を通ることがあったら、拝もうと思う。
とはいえ全くドライではいられず、かといって着替えるほどでもないか?と、そのまま車に乗って帰ろうとしたのが大間違いだったことに、後になって気づく。
帰りにスーパーに寄った。エアコンがキンキンにきいた所に入ったら急に、凍えるほどの寒さを感じた。
お買い物をみんなに任せて、外に出た。外の気温は高く、風は生ぬるい。なのに体温が下がり始めた今や、外の風にさえ震えるほど寒い。
急いで車で着替えて、復活した。これが世に言う「低体温症で命を落とす人がいる」っていうアレだ!と思った。
山に登るなら、山用のレインウェアと着替えは必須。
これ、もう家訓でもいい。