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タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0281 枝廣淳子さんの講演より~その1

定常経済とないものはない」というタイトルのワークショップに参加してきた。

定常経済とは、地球から資源などを取り出す量(スループット)を低く保つような経済活動のこと。一方現状はどうなのかを知るための、Overshoot dayという例えがある。

1月1日に1年分の資源や廃棄物吸収量をもらったとする。12月31日まで大事に使わないといけないそれを、2017年の試算では8月2日に使い果たしているそうだ。8月~12月分は未来世代から借りて食いつぶしていることになる。衝撃。

「ないものはない」については詳しい記事があるので、ぜひお読みください。

ishes.org

「暮らし(自給)と仕事(互恵)と稼ぎ(貨幣経済)が一体となった生活を実現するために、地域資源を生かして、他者や自然環境と共存できる新しい社会のあり方に挑戦しています。」

(記事より)


そういう暮らし方ができるのだと思うだけで、ワクワクする。実例って大事。

「便利でもいらないものはいらない。地元の店がつぶれる方が困るから」と、コンビニの進出を止めた話が好き。電気屋さんが「来ても電気ひいてやらない」と言ったとか。