Just Be You

タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0306 痛い!そのとき何を考えるか

鍼治療は、ときどきちょっと痛い。私は痛みに弱いので大げさなのだと思う。これから受ける人は心配しないでほしい!と前置きしておく。

さて、花粉症治療の1回目のとき、「ほんの一瞬チクッ」の後はなんともないパッチ鍼に対し、鍼刺激は少し痛いときがあった。「毛根があるところなので、ここはひょっとすると痛いかもしれません」と予告していただけてありがたいのだけれど、つい「いたたた」とか言ってしまう(そして私は痛みに弱いので、たぶん多くの人が全然平気だと推測する。どうか怖がらないでほしい!本題はこの先だ)。

最初、「大丈夫かな、今度は痛いかな…」と思いながら待ち、いざ痛いと「やっぱり痛かった!」と反応していて、痛みの軽減に全く役立っていなかった。

「刺激に対する反応を変える」のは、アレクサンダー・テクニークの基礎基本であり得意分野。なので「今度はこうしよう」というプランをあらかじめ立てて、次の鍼刺激を待った。

「どうしよう。痛いかな。どきどき」の代わりに「これで花粉症が治って、肩こりまで治ったら嬉しいなー、ありがたいなー」と思うことにした。

今これを体験している意味につながることは、試練を乗り越える役に立つ。さっきまでと同じくらい痛いと思っても、感謝の気持ちを持っているときには「これは私に必要なんだよね」と思えた。全身が緊張して縮むようなことがなくなったせいか、「いたたた」とならずに済んだ。

次回もこれでいってみる。