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タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0354 花粉症も肩こりも治ったらどうしよう!鍼灸治療3-②

花粉症治療を目的とした鍼灸、3ターム目に入った(過去記事は「花粉症」カテゴリからお読みいただけます)。

前回から一週間続けたお灸の効果があって、ひんやりする日でも足先までぽかぽか。冷えてもすぐ復活する。花粉症の治療に通って、冷えが治るとは。それも、こんなに簡単に。シール鍼は痛くないし、お灸はほんの数分だし。ちょっと拍子抜けする。

先日のブログで、治療プロセスでの気づきについて「症状が全身に分散しているように感じる。でもひとつひとつが軽いので、やりすごせる」と書いた。
そのことについて、「全身の巡りを改善し、症状を首から上に留め置かず、流していく」という鍼灸治療の原理をもし知らなかったら、びっくりしていたと思う。「むしろ悪化している」とカン違いしたかもしれない。

実際は、くしゃみと鼻水がひとしきり出た後は鼻呼吸ができているし、胃痛は消化によい旬のものを食べていれば大丈夫そうだし、頭痛は少し横になれば治る。

そして、それぞれの症状が軽いと、薬は全く要らない。アーユルヴェーダデトックス習慣にプラスして、ハーブティーやアロマなどで十分対処できるのがありがたい。

鼻や目の症状を押さえることで頭がいっぱいだったころ、花粉は忌み嫌う物で、症状は敵だった。自分の身体にも敵対していたんじゃないかと思う。今は、どの症状も私を守ろうとしている結果だとわかる。

そんなふうに思えるようになったのは、「そう来たか。じゃあこうしよう」と、何が起きてもありのままに受け止め、全体を診てくれる治療家さんに出会えたからだと、心から感謝している。