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タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0366 それぞれの春

東京では、梅の花が開いたり、沈丁花が香ったり、花粉を感じたりすると、そろそろ春だなぁと思う。お花屋さんがカラフルになって、スイートピーやチューリップなど、ふわふわひらひらしたお花が増えると、ウキウキする。

そんな3月に初めて訪れた釧路では、まだ川は凍っていて、木に葉っぱも見当たらない。上京してびっくりすることの中に「冬でも水が流れている!」「木が緑!」というのがあるそうだ。霧多布湿原で、白鳥が鳴きながら頭上を飛んでいくのを見た。これが春の合図。でも木々が緑になるのは6月頃で、花が次々に咲いたと思ったら、すぐ秋が来てしまうのだとか。

パリでは、寒くて暗い冬の間、景色がみんなグレーに見えていたある日、パッと雲が切れて太陽がのぞき、世界が色づいたら春だと聞いた。

スウェーデンはどうだろう。