#0054 [l]と[r]の違い
英語が母語の方とお話したとき
「なまりが強いと聞き取りが大変」
とその人はおっしゃっていた。
「特に[l]と[r]が大変。
綴りを言ってもらって
ようやくわかったこともある」
とのこと。
文脈でわかるじゃないかという話もある一方
カタコトだった場合、文脈情報はどのくらいあるだろう。
単語が頼りならなおさら、きちんと通じる発音が大切。
正確さがすべてではないけれど
「なまっていてもかまわない」と開き直りすぎるのは
不要な努力を相手に要求することにならないか
と私は思う。
そして、こっち側の努力は
実はそれほどでもない。
ちょっとしたコツを
ひとつひとつ実行していくだけ。
発音指導をしていたとき
生徒がどんどん進歩していくのが
とっても楽しかったのを思い出す。
また教えたい、発音。