Just Be You

タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0080 「表現」にかける意気込み

「表現ノート」なるものを作るよう
授業で指示したことがあった。
中2で始めて中3までだったか。

物語に出てくる表現をピックアップして
書き取る→訳す→自作の英文を書く
という手順で
出会った表現を定着させようという試み。

教師が定期的にチェックするのだが
表現の機会さえ与えられたなら
自分の思うままに楽しむ生徒の姿に
感激した例があった。
もはや作品と呼んでいいと思う。

作品例1:
例文がすべて、大好きな名探偵コナン関係。
「コナンはこうである」
「コナンが蘭とどうしたこうした」などと
どんな課題が来ようと徹底していた。

作品例2:
部活の先輩への愛を織り交ぜてある。
相手を褒めるフレーズや、励まし、願望系などに
必ずその人が登場していた。

こういう創造性は、どこからやってくるんだろう。

書いていても楽しいだろうし
後で読み返しても楽しいに違いない。
表現にかける意気込みが生んだ工夫は
上達への近道だと思う。