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タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0152 地図は現地ではない:一般意味論

日本にアレクサンダー・テクニークを紹介した
片桐ユズル先生の一般意味論の授業を
合宿で受けたことがある。

「地図は現地ではない。」つまり
言葉はそれが表しているそのものとは違う。
という、最も基本的な考え方を教えてもらった。

このあいだ友人がつぶやいていたことが
ものすごくぴったりくる例なので紹介する。

「これから北海道。きっと涼しい」
と期待を述べた数時間後
30.6℃を示す電光掲示板の写真と一緒に
「なにこの暑さ!」とのコメント。
そして
「ちゃんと北海道らしくして!」とリクエスト。(笑)

「きっと涼しい」という地図(予想)と
「30℃超えの暑さ」という現地(現実)は、違ったのだ。

この例から思ったことが2つあって
ひとつは、現地については
あるがままを受け入れるしかない、ということ。

もうひとつは
学校で働いていた頃
授業にしても行事にしても
「地図の通りの現地」になるように
頑張っていたなぁ、ということ。

たぶん、そもそもムリな話だったのだ。