#0291 対立を怖がらなくていい

「誰も置いていかない合意形成」、フォーマルコンセンサスを学ぶワークショップに行ってきた。
（過去記事はFormal Consensusカテゴリからどうぞ）

この手法を考案したバトラーさんの言葉が印象に残った。

If war is the violent resolution of conflict, then peace is not the absence of conflict, but rather, the ability to resolve conflict without violence.
C.T. Butler

（戦争が対立の暴力的な解決だとしたら、平和とは対立がない状態ではなく、対立を非暴力的に解決できる能力のことなのだ）

これを受けて紹介されたお話も、心に響いた。

・対立そのものは戦争ではないので、避ける必要はない。対立は多様性の証だから。
・「人対人」の対立から、「問題対私たち」の対立になったらいい。

対立を怖がらなくていいと思えたのは、大きな収穫だった。

☆アレクサンダー・テクニークの国際会議、Alexander Technique International用ハンドブックが公開されています
"On Conflict and Consensus: A Handbook on Formal Consensus Decision-Making"