Just Be You

タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0067 ユマニチュード

「ユマニチュード」という言葉を教えてもらった。
言葉の意味は
Human(人間)+-tude(性質) で「人間らしさ」。
フランス発祥なので、語頭のHを発音しない。

認知症高齢者介護の場面で
お互いが人間らしくあれるような
関係性を紡ぐにはどうしたらいいか
体系的にまとめた手法、
というふうに理解している。

25分ほどの映像がYoutubeにあり
どんなものなのか、とてもよくわかる。

www.youtube.com

「ケアをする私はどんな存在か?」
「ケアを受ける人はどんな存在か?」
という問いから出発する
ユマニチュードの哲学に
ものすごく心を揺さぶられるのは
自分が働いていた教育現場と重なるからだと思う。

もう少し言葉にできる時がきたら、また。


<参考図書>
手法がイラストでよくわかる入門書:
「ユマニチュード入門」

ユマニチュード入門 | 本田 美和子, ロゼット マレスコッティ, イヴ ジネスト |本 | 通販 | Amazon

バックグラウンドが理解できる本:
「ユマニチュードという革命」

http://amzn.to/2pAlvtC

#0066 だいぶ惜しい台湾の英語

スーパーの名前が「頂好Wellcome」なのを見て
ものすごく堪能な日本語とのギャップを感じた。
台湾では、英語はそうでもないのか…?

Wellcomeは、たくさんの中1が同じ間違いをするので
ミスにしか見えなくなっている。
それとも何か意図があってその綴りなのか。

そしてそのスーパーには自由にもらえるレシピ用紙があって
タイトルが”What’s cooking?”となっている。

「何がお料理しているのでしょうか?」って言われても。
もしくは「料理とはなんぞや?」という問いかけ?

いちいち気になるのは職業病だなぁと思いながら
旅をしていた。

電車の優先席に
「博愛座(priority seat)」とあるのは素敵だったな。

 

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追記(06/01/2017):
What’s cooking? というフレーズには
What’s up? と似たような
「どうよ?」とご機嫌を伺う使い方があると教えてもらった。

つまり
レシピ集にこう書かれているのは
ひょっとしてものすごくオシャレなのか?!

失礼しました。

#0065 ちょっとずつ惜しい台湾の日本語

訪れたとき、日本に対して好意的な雰囲気をとても感じた台湾。
あちこちで日本語を見かける。

助詞の「の」がcoolと思われている、と聞いたことがある。
むやみやたらと看板やパッケージに使われている。
「茶の煎餅」とか「天然の無添加」とか。

パンフレットが清く正しく美しい日本語で書かれていて
感激することもあれば
「うあ干」「ぷりーぷりーのえび」
などと、ちょっとずつ惜しいこともあった。

税関申告書にも
「タレジットカード」「リクガナ」「紙巻たげこ」。
惜しい。
私はこういうのがツボなので、油断ならない。

暗記して友人に読み聞かせたほど面白かったのは
帰りに空港で買ったパイナップルケーキの箱。

「台湾人の味覚に融合させた日本伝統のもちを
ザン新の手芸でオリエント伝統のもち食べ文化」

前半はいい調子だったのに
後半はどうしちゃったんだろう。
そもそも、餅だっけ?という疑問もある。

とりあえず、すごくいいものだってことだけ伝わった。
コミュニケーションは成立したと思うことにする。