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タフな毎日を送る学校教員のためのブログ

#0369 ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティスを体験してきました

昨日の「ゲシュタルトアウェアネス・プラクティス(GAP)を体験しませんか」ワークショップ、定員を20名に増やして満席での開催となりました。ご関係のみなさま、ありがとうございました!

終了後はネパールカレーを食べて、お花見散歩へ。満開の桜を愛でながら歩き、ちょうど空いていたベンチとテーブルで美味しい物を広げて、これ以上ない「お花見らしさ」を満喫できました。ワークショップの記憶を若干なくしそうなほど、楽しい午後でした。

ワークショップで学んだこと:

GAPとは、全体(ゲシュタルト)を、意識的に自覚する(アウェアネス)、練習・実践(プラクティス)。

・①身体(皮膚)の外側で起きていること ②内側で起きていること ③思考 それぞれについて、ペアになってひとりが話し、ひとりはただ聞く。
→①では外で起きていることに反応して思考がどんどん出てくることがわかって言葉に詰まった。かと思えば、思考についてだけ語ろうとすると何を言っていいかわからない。3つを区別できるときもあれば、微妙なときもある。そんなふうに行ったりきたりする体験自体が学びのような気がする。また、アレクサンダーのトレーニングで「事実」と「評価・判断」を分ける練習をするときに、この3つがよいヒントになると思った。

・好きなものについて語る。相手はただひたすら聞く。言葉に詰まったら、同じ質問を尋ねてもらう:「あなたの好きなものはなんですか?」
→好きなものの話はずっとしていられるし、ずっと聞いていられる。それが部屋中のあちこちで起きていることの素晴らしさに、圧倒され始める。

・探求したい質問を選んで、相手に尋ねてもらう。私は「心から愛する物はなんですか」にした。
→リアクションや別の話題が心に浮かんでも、ただ聞くことになっているから、静かに耳を傾け続ける。そうすると、相手が自分で色々なことを発見し始めるように思えた。私の番がきたら、大切にしていることのかなりコアな部分について話してみたくなった。ただ一緒にいてただ聞くって、なんてパワフルなんだろう。


日常生活にもアレクサンダーのレッスンにも、とても役立ちそうです。同じ形式を何度も実践することで、学びを深めていけるとのこと。リピーターも初めての人も参加できるワークショップを、またオーガナイズしたいと思っています。

話を聞くときの混乱や負担を軽減したい方
ただ聞く、聞いてもらう体験をしてみたい方
人といるときの自分のありようを探究したい方に、オススメします。

#0368 花粉症も肩こりも治ったらどうしよう!鍼灸治療3-④a

花粉症治療を目的とした鍼灸、3ターム目(過去記事は「花粉症」カテゴリからお読みいただけます)。

桜がどんどん咲いている。来日中のスーパーアレクサンダー教師、キャシー先生と一緒に、目黒川沿いをお花見散歩した。先生の滞在中に間に合って咲いてくれて嬉しかった。そして、フランクフルトやドーナツを食べ歩きしながら、桜の香りがした。

雨上がりに気温があがってビクビクしていたら、全然大丈夫だった。いっとき症状が出て、すぐに治まる。今月中旬に保湿ティッシュを買った時にはなんだか敗北した気分になったが、その頃がウソのように、お花見が楽しめそう。

お灸で冷えが改善されて、それが調子の良さにつながっているようだ。全然熱さを感じないものだと思っていたら、今回ふくらはぎにしたときは、最後の方に結構熱くなった。足先は相当冷えていたらしい。

身体全体を診ることで、花粉に対して適切な対応ができるような条件を整えていくのが鍼灸治療。生徒さんが学びたいことを学べるような環境を整えるのがアレクサンダー教師のお仕事。一緒だな、と思えたのが楽しかった。

#0367 花粉症も肩こりも治ったらどうしよう!鍼灸治療3-③b

花粉症治療を目的とした鍼灸、3ターム目(過去記事は「花粉症」カテゴリからお読みいただけます)。

おうちでお灸、継続中。より温度が高い炭のお灸は、香りのせいか、温まったせいか、すぐ鼻が通る。煙がないので続けやすい。

今回新しく、目に働きかける内くるぶしのツボにシール鍼を貼ったら、眼球の位置が変わってラクになった。前方向に押すのをやめたような感じがする。そしてアレクサンダーのクラスで肩の骨の位置関係を再確認したら、肩こりとともに鼻づまりもラクになった。目や鼻には直接何もしていないのに、面白い。

ちょっと食べすぎたり、ちょっと睡眠が足りなくなったりすると、テキメンに症状が悪化する。でも薬を飲む気にはならない。たぶんそういう問題じゃないからだ。全身の調子を整えることで症状が軽くなるのを経験しているので、「目や鼻の症状」と「薬の効果」が一対一対応だとは、もはや思えない。

そういうわけで、色々なことに気を配って過ごしている結果、全体として健康度が上がっている気がする。ありがたい。